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特集
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世界に行ったつもりなグル巡り
2022年秋、FIFAカタールW杯も目前となった今日この頃。長引くコロナ禍の影響で海外にはまだ行きづらいけれど、美味しいもの巡りだったら世界旅行も夢じゃない?!というわけでスポーツの秋もとい食欲の秋、立川に居ながら各国のいいとこ取りなグル巡りをしてみませんか?
※取材時はマスクを着用し、換気など十分な感染対策を行っています。撮影時のみマスクを外してします。
ゼーホフ工房
ビビ立川本店
F.あら井
W杯同グループのドイツ!敵を知るにはまず食を制す?!

No1-ゼーホフ工房ゼーホフ工房

本場ドイツの正統なハムとソーセージを楽しめる専門店。伝統の製造技術によって厳しく設けられた基準をクリアした本物の味を求めて、近隣のみならず遠方からもファンが訪れる人気店です。

さっそくドイツにひとっ飛び!
デリカテッセンゼーホフ工房外観
大きなソーセージの看板
大きなソーセージの看板に思わず「かわいい!」と言いたくなるログハウス風のお店。

食肉加工マイスター登場
店主の松澤達市さん
優しい笑顔で出迎えてくださったのは、店主の松澤達市(まつざわ たついち)さん。バイエルンの食肉学校でドイツ国家認定のマイスター制度を習得し、数々の賞に輝く経歴の持ち主です。

自慢のハム・ソーセージをご紹介
ハムやソーセージが常時60〜70種類並ぶ店内
国産豚を100%使用し、ドイツアルプスの岩塩「アルペンザルツ」で丁寧に仕込んだハムやソーセージが常時60〜70種類並ぶ店内。どれも美味しそうで目移りしてしまいます。
本場のスパイスを使ったハムやソーセージのほか、和の素材や旬の食材などを使ったオリジナルの商品も。鮮度にこだわっているので、保存料や膨張剤などは一切使っていません。
本場のスパイスを使ったハムやソーセージ
人気のチーズソーセージのパッケージも、ドイツから取り寄せたもの。絵本のキャラクターのようで愛らしく、並べた様子もサマになりますよね。
人気のチーズソーセージのパッケージ

本物の美味しさはこうして生まれる!
店の奥にある作業場でソーセージを作る松澤さん。毎朝5時半に起きて6時には仕事を始めているそうです。大切にしていることをたずねると、「伝統製法に忠実に、妥協せず良いものを作り続けること」という答え。頭が下がります。
店の奥にある作業場でソーセージを作る松澤さん
壁には写真とサインが!
「立川の輝く個店」を受賞した本物の味は、世界的なジャズピアニスト、山下洋輔さんも御用達だとか。壁には写真とサインが!
人気No.1はニュルンベルク名物の生ソーセージ。焼いて食べればやみつきになる旨味と香ばしさ。270円/100g(税抜)
ニュルンベルク名物の生ソーセージ
ソーセージやベーコン
上左から時計回りにチーズソーセージ770円や乳酸菌入りの生食できる珍しいソーセージ480円、チーズ、ピスタチオ、ドライトマト、ハーブなどが散りばめられたソーセージ300円〜/100g、しっかり熟成させたベーコン370円/100g、ホットドッグにおすすめなガーリックヴルスト320円/100g、チーズ、バジル、ドライトマト入りのケーゼヴルスト320円/100g、ミュンヘン名物のヴァイスヴルスト290円/100g(全て税抜)。
ドイツといえばプレッツェルとザワークラウトも外せない!こちらはベーコンと白ワインで煮た松澤さん特製のザワークラウトです。マスタードたっぷりのソーセージと一緒にいただきたいですね。
プレッツェルとザワークラウト

美味しいソーセージにはやっぱりビールでしょ
店内にはドイツのビールも。ヴァイツェンなどフルーティーでまろやかなビールや、ドライかつまろやかな味わいの黒ビールなど、ハムやソーセージと最高に合うのは言うまでもありません。
ドイツのビール
ゼーホフ工房自慢の商品を詰め合わせたギフトセット
ハムやソーセージを中心に、ゼーホフ工房自慢の商品を詰め合わせたギフトセットは、お歳暮の季節にもぴったり。お世話になった方に贈りたい逸品です。

お店を訪ねて

まるでドイツに旅行に来たかのような雰囲気の店内と、店主のホスピタリティに心がほっこりあたたかくなるお店です。手作りのハムやソーセージをどんなふうに調理して食べようかと考えるのも楽しいですね。


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秋深し、フレンチと炭火の料理でワインと共にBon voyage!

No2-ビビ立川本店ビビ立川本店

素材の美味しさを最大限に引き出すお料理と、ソムリエール厳選のワインを楽しめるビストロカフェ。2022年10月4日から11時30分〜17時までの通し営業(ディナー営業なし)となりました。

さあ、フランスにやって参りました
ビビ立川本店外観
扉のお店ロゴ
以前はグリーンだった外壁が爽やかな水色にリニューアル。ウッディなドアとのコントラストがお洒落なパリの雰囲気です。扉のお店ロゴも変わりました。

大人のための素敵なお店です
ソムリエールの間美伊さん
出迎えてくださったのは、マダムでソムリエールの間美伊(はざま みい)さん。黒をシックに着こなしていらっしゃいます。
落ち着いたインテリアでまとめられた店内。座席の間隔も広く、ゆったりしています。
落ち着いたインテリアでまとめられた店内

いよいよコースのはじまり!
「おつまみコース」のスタート
「おつまみコース」のスタートです。ランチメインの営業となり、コースメニューも一新しました。11時30分〜13時30分の時間帯のコース利用は、予約限定となりますのでご留意を。3500円。
スターターにぴったりのシャンパーニュ
日替わりアミューズ「さつまいものムース」。季節の野菜のムースの上にはコーヒー豆を挽いたものとフルールドセルをふるっているそう。背の高いグラスで提供されると、ビジュアルにもワクワクしますよね。デザートのようなお芋の甘さにハムやフルールドセルの塩気がマッチ。お酒はスターターにぴったりのシャンパーニュを合わせていただきました。1500円/グラス。

単品料理も見逃せない
天使の海老のカダイフ巻き揚げ
この日は気になる単品2品を追加でオーダーしました。まずは「天使の海老のカダイフ巻き揚げ」。ニューカレドニア産の、お刺身でも食べられる天使の海老を、トルコ原産の小麦粉で作られたカダイフの衣で巻いて揚げたプリプリサクサクの一品です。950円(海老2尾)。
お次は「肉のテリーヌとピクルス」。お肉ぎっしりのパテには、豚肉をメインに鶏レバーも入っていて、マイルドな味わいで食べ飽きません。色とりどりの自家製ピクルスの酸味が爽やか。850円。
肉のテリーヌとピクルス

メインからデザートへ
鴨のロースト
さあ、メインディッシュの登場です。この日は「鴨のロースト」。フランス産の鴨はきめ細かい肉質で、噛んだ時に良質な脂の甘さが口いっぱいに広がります。
赤ワインのピノノワール
芳醇なのに軽やかなシルクのようなワイン
メインの鴨に合わせて赤ワインを。赤身で脂の少ない鴨には、渋味が少ないピノノワールがおすすめとのこと。程よい酸味があり、芳醇なのに軽やかなシルクのようなワイン「2018 マランジェ1er クリュ ドメーヌ ルニャール クリスチャン」をいただきました。ワインと鴨を無限ループしたい美味しさで、ソムリエール間さんのセンスに感服!1500円/グラス
デザートは「クレームブリュレ」をセレクト。平たく薄い皿で蒸し、仕上げにバーナーでカラメル状にこんがり焼いたクレームブリュレは、表面がほろ苦くパリパリ、中はトロトロのカスタードクリーム。食感の対比がたまりません。スプーンの背でパリンと割っていただけば、まるで「アメリ」のよう!
クレームブリュレ

お店を訪ねて

ランチタイムにビストロで本格フレンチとワインのマリアージュを愉しむ、気分はパリのマダムかマドモワゼルか…。ゆったりと流れる時間は贅沢そのもの。それでいて昼間ならではのカジュアルな価格設定も嬉しいですね。


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我らがニッポンのおもてなしと職人技をご覧あれ!

No3-F.あら井F.あら井

店主自らが腕をふるう、完全予約制の鮨料理店。心づくしのおもてなしと四季折々のお料理、そして旬の鮨を堪能できることから、お客様がお客様を呼んでいる名店です。

まるで隠れ家のような佇まい
F.あら井外観
静かな笹の小径を通り抜けると、そこには一軒家料亭が。仄かな灯のあたたかさが大人な雰囲気です。
大将の新井二三男さん
「いらっしゃいませ」とカウンターの中から迎えてくださるのは、この道40年を超える大将の新井二三男(あらい ふみお)さん。大らかで気さくなお人柄に魅せられて通うお客様も多いようです。

まずは飲み物をオーダー
酔心 究極の大吟醸
「お飲み物はこれと決まっているわけではないので、なんでもお好きなものを選んでください」と大将。その日の気分で選べるのが嬉しいですね。日本酒のお薦めリストの中からこちらをお願いしました。グラスでいただくのがまた粋ですね。酔心 究極の大吟醸 1500円/90ml

ごちそうを前に胸が高鳴ります
あん肝
お料理は一品ずつ提供されます。まずはあん肝から。濃厚でなめらかな舌ざわりでありつつ、大根おろしでさっぱりと。
季節のお料理
カルパッチョやお吸い物、おしのぎ、オリジナル押し鮨「笹らぎ」、茶碗蒸し、鯨、カマスの幽庵焼きなど、季節のお料理がこんなに!この日は撮影のため、特別に集合写真を撮らせていただきました。
本日のネタ
こちらが本日のネタ!新鮮な海の幸を毎日取り寄せています。宝箱のようですね。

いよいよお鮨の時間です
大トロ
待ってました!お鮨の登場です。まずは脂の乗った大トロ。濃厚でとろける食感がたまりません。
次は江戸前の職人技が光る小肌。口に入れた瞬間、その絶妙な握り方と風味を感じられる一貫です。
小肌
石垣貝
こちらは石垣貝。生きているため、握る時の衝撃によって収縮する様子が見られるんです。
こちらは漬けの赤身。みんな大好き。間違いなしの美味しさです。
漬けの赤身
山盛りのウニ
山盛りのウニに興奮気味の取材班。大きく一口で「いただきます」
ホッキ貝は仕込む際に軽くボイルしてあるそうです。貝のお鮨を美味しいと思える大人になってよかったとしみじみ思うのでありました。
ホッキ貝

おもてなし上手な大将に魅せられて
会話が弾むカウンター
職人の仕事を間近で見られる
「絶対にお客様を喜ばせる」ことを念頭に置いているという大将。会話が弾むカウンターの中でも「僕の目の前は特等席。スーパーアリーナですよ」とにっこり。職人の仕事を間近で見られることの貴重さに、思わず手許をじっと見つめては、惚れ惚れしてしまいます。
全部で13貫〜15貫のお鮨
全部だとこんなにたくさん!その日の新鮮なネタから、全部で13貫〜15貫のお鮨をいただくことができます。自家製のガリや〆の赤出汁も嬉しいですね。
なんと、デザートまで登場。この日はぷるぷるの杏仁豆腐とカシスシャーベットでした。コーヒーと一緒にいただけば、五感で楽しむ大満足のコースの完成です。
杏仁豆腐とカシスシャーベット

お店を訪ねて

玄関を入るとまず、お香「堀川」の品格ある白檀が燻り、雅なおもてなしを受けるところからスタート。日常を忘れて旅行に来たかのような気分を味わえる素敵なひと時でした。


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※各店舗の都合により、掲載情報(営業時間・価格等)の変更がある場合がございます。
ご来店の際は直接店舗に営業時間の確認を行なっていただいた上でのご来店をお勧めいたします。