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店舗紹介
立川アワード受賞 2022年物販サービス業部門輝く個店

立飛麦酒醸造所(たちひビールじょうぞうじょ)

麦酒醸造所

クラフトマンシップを継承し、本物の美味しさを追求するブルワリー

多摩モノレール立飛駅から徒歩約10分、ららぽーと立川立飛に隣接する土地に、「本物」にこだわるクラフトビールの醸造所があります。立川から生み出されるのは一体どんなビールなのでしょうか。今回は醸造長の清水さんにお話をうかがいました。

こちらがブルワリーの外観。都内で数少ないビール製造免許を取得している醸造所です。中はどんな風になっているのか気になりますね。さっそくお邪魔してみましょう。

工場に併設された直営店はこんなにおしゃれ。ボトルを購入できるほか、常時オンタップしている6種類のビールを飲むこともできます。大きな窓ガラスの向こうには、ビールのタンクが見えますね。

工場内を案内してくださる醸造長の清水秀晃(しみず ひであき)さん。長年ビールの醸造に携わり、数々のアワードを受賞してきた熟練のブルワーです。銀色に輝くビールのタンクは1バッチ1600リットルもあるのだとか。

なんと、タンクから直接グラスに注いでいただいたペール・エールは、まさに「贅沢すぎる究極の一杯」。無濾過・無殺菌ならではの濁りや、自然発泡ゆえのきめ細かく美しい泡立ちが特徴です。

左から、特製モルトを使ったスモーキーな味わいの「スモーク」、チェコのボヘミアンスタイルにこだわった「ピルスナー」、華やかでフルーティーな味わいの「ペールエール」、小麦麦芽を50%以上使用したドイツの伝統的な「ヴァイツェン」、オレンジピールとコリアンダーを使うのが特徴の「ベルジャンホワイト」、爽快な喉越しが人気の「ゴールデンエール」各660円/330ml

 

醸造所のオープンは2021年12月。母体である立飛ホールホールディングス初のビール製造業のリーダーに抜擢されたのが、立川で生まれ育ち、これまで醸造家として30年以上のキャリアと経験を積んできた清水さんでした。
元々飛行機を製造していた立飛のクラフトマンシップを継承したビール作りのテーマは「本当に美味しい高品質のビールを造る」こと。副原料を使わず、麦芽とホップ、水、酵母だけで仕込んでいます。そのビール造りの方法は、茶道などの「所作」に似ている、と清水さんは言います。「原料も製法も型が決まっていて、同じことを繰り返しているようだけれど、決して同じではない。季節や気圧の影響も受けるデリケートな酵母を扱うには、化学の知識や醸造技術だけでなく、五感全体を使って造る芸術のセンスも求められるんです」
そうして出来上がったビールは数々の賞を受賞するなど、国内外で高評価を獲得しています。「立川には本物のビールがあることを、もっとたくさんの人に知ってもらいたいんです。まだ造っていないビールもたくさんありますから、新しいビールをどんどん出していきたいですし、後継者も育てていきたいです」清水さんの夢は尽きません。

※記事の内容は掲載時のものです。(2023年2月掲載)

店舗基本情報

店舗名 立飛麦酒醸造所(たちひビールじょうぞうじょ)
住所 立川市高松町1-23-14
営業時間 11:00~18:00
定休日 火曜日・水曜日
電話番号 042-527-1894
Webサイト https://www.tachihibrewery.com/

※各店舗の都合により、掲載情報(営業時間・価格等)の変更がある場合がございます。
ご来店の際は直接店舗に営業時間の確認を行なっていただいた上でのご来店をお勧めいたします。

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