颯爽と走るランナーに憧れていたものの、実際に始めるまでには至らず。そんな私でしたが、先日トレイルランニング専門店「Trippers」に取材したことで、憧れを現実にしたくなっちゃいました!私のハートに火をつけたのは、店内に並ぶ数々のアイテム。素敵なウェアに身を包んで、自然の中を駆け抜けてみたいのです(運動不足ともおさらば!)。 そこで、再びTrippersでトレイルランニングの始め方を聞いてみることに。一緒にランニング体験もさせてもらいます!
お店は立川駅南口の諏訪通り沿いに並ぶビルの一角。緑色の看板ロゴが目印です。1F正面から入り、エレベーターで6Fへ。
降りてすぐの場所にある看板には、営業時間の他にイベントなどの気になる情報も。手書きで可愛いですね!
入口の前には、レースやコースの情報が載ったパンフレットがズラリ。自由に持ち帰ることができます。
そして、勇気をだして…
迎えてくれたのは店主の朝長拓也(ともなが たくや)さん。トレイルランニングを始めたのは30代。自然の中を駆け抜ける爽快感、旅をするように移り変わる景色と、その魅力にハマっていったのだそうです。そんな中、専用ギアを扱う店が少なく苦労した経験から、2017年にTrippersをオープン。ご自身がランナーだからこそできる、行き届いたサービスが支持されています。
店内にはシューズからガジェットまで、選りすぐりのアイテムが並びます。セレクトの基準は「ランナーに面白いと思ってもらえるか」とのこと。ちなみに、スタッフの方は全員トレイルラン経験者なので、相談しやすいのも嬉しいですね。山帰りに立ち寄る人も多いそうです。
トレイルランとは登山道や林道などの未舗装路(トレイル)を走るスポーツ。上りは歩いて下りは走るというように、黙々と走るわけではないのだとか。「まずは国営昭和記念公園などの自然豊かで走りやすい場所から始めましょう」と朝長さん。平地を無理なく10km走れることが山に行ける目安です。最初は入門者向けのツアーに参加するのが安心。入山前にはYAMAPなどの登山地図アプリも必ず準備しましょう。通常の地図にはない最新ルートを確認でき、山中でも現在地が分かります。
シューズは見た目で選ぶのもありですが、メーカーやモデルでフィット感が違うので 試着して履き心地を必ずチェック。
「最初のバッグはウェアや小物が入る10Lがおすすめです」と朝長さん。ドリンクホルダー付きのものが便利です。
見た瞬間「可愛い~」と声を上げてしまうほど素敵なウェアが揃ってます!「Tシャツは普段着にできるものも多いですよ」とのこと。
最新ウェアで朝長さんにコーディネートしてもらいました。試着室から出ると編集部のメンバーから「似合ってる」と言われて気分は上々。普段は身に着けない派手なカラーリングも新鮮です。俄然、走りたくなってきました!
(キャップ:patagonia パタゴニア / ダックビル・トラッカー・ハット 25SS 5,940円、ジャケット:patagonia パタゴニア / ウィメンズ・フーディニ・ジャケット 25SS 15,950円、バッグ:PAAGO WORKS パーゴワークス / ラッシュ10 17,600円、Tシャツ:Teton Bros. ティートンブロス / WSホエールシップティー[ウィメンズ]25SS 5,500円、ショーツ:milestone マイルストーン / ナッティショーツ5インチプラス 12,100円、シューズ:SALOMON サロモン / ウルトラグライド3プロトパックW 19,800円 ※すべて税込。レギンスは私物)
バッグはストレッチがきいていて、体にピタッと密着。走っても全く揺れません。ジャケットの目を引くカラーリングもお気に入り。
キャップを被るとグッとランナーっぽさが増します。もちろん通気性に優れたメッシュ素材で機能面もバッチリ。
普通のシューズと比べてクッション性に富んだフワフワの履き心地。厚いソールなのにとても軽くて驚きです!
公園に向かうまでの道でウォーミングアップ。「町中でトレーニングする人も結構いますよ」とのこと。
芝生でランニング開始。道路を走る時に比べると、足への負担が軽い気がします。季節の草花や鳥の声にも癒やされる~
少し走っただけですが、いい汗かきました。同時に運動不足も痛感(涙)。これは始めるっきゃないぞ…と密かに決心。
「自然を感じながら走れるのが本当に楽しいですよね」と笑顔の朝長さんは、帰宅時のランニングが日課。家までの道のり約10kmを走るそうです。
「平地で10kmを止まらずに走れる方は『はじめてのトレイルラン』がおすすめです。装備もレンタルできるのでウェアだけあれば大丈夫ですよ」
「昨年からはSAKAMICHI BREWINGさんとのコラボイベントも不定期で開催しています。3kmか7kmのコースから選べるのでビギナーの方も参加しやすいですよ。SAKAMICHI Tシャツを着て走ると 走った後にビール 1 杯の特典付き!気軽に申し込んでくださいね」
我が子の影響でVTuberが気になっている私。最近では「歌ってみた」の動画をよく見るようになりました。可愛いアバターと、高い歌唱力にすっかり魅了されています。そんな折、立川にVTuberデビューをサポートしてくれるスクールがあると聞いてワクワク。今までは見る側でしたが、配信する側も楽しそうです。次は「DECO MUSIC SCHOOL 2nd」に伺って、VTuberのレッスンを体験。アバター制作の過程も見せてもらいます!
立川駅南口からグランデュオ沿いに歩くこと5分。1Fが中華料理店のビルに着いたら、階段を登って3Fへ。
少し緊張するものの、どんなレッスンか楽しみになってきました。 VTuberの世界を少し体験させてもらいましょう!いざっ
笑顔で迎えてくれたのは、今回の先生、校長の野村翔一郎(のむら しょういちろう)さん。2017年の「厚木ミュージックフェスティバル」新人発掘オーディションで大賞を受賞し、プロデビューも果たした素晴らしいキャリアの持ち主です。普段は運営業務がメインですが、特別にレッスンをしてもらえることに。ちなみに他の講師陣も第一線で活躍している方ばかりなのだとか。
スクールでは32のコースの用意。やりたいことに合わせて複数受講できます。VTuberレッスンはボカロ、ボイストレーニング、アバター制作の3つを軸に、いろいろなコースを組み合わせるイメージ。生徒さんの中には、イラスト制作やDTM、作曲のコースを同時に受講する人もいるそうです。
アバターを使って動画配信やライブ配信を行うVTuber。匿名性があるので、趣味として気軽に始める方も多いのだそうです。歌ってみた以外にも、ゲーム実況や雑談など、できることが幅広いのも魅力。「だからこそ丁寧なカウンセリングで、やりたいことを具体的にします。ふわっとしたイメージでも大丈夫。一緒に見つけていきましょう」と先生。今回は私の希望である、歌ってみたのVTuberに必要なステップを体験させてもらうことにしました!
アバター制作は、①キャラクター設定、②動作設定(Live2D使用)、③モデリング (VTube studio、nizima live使用)の三段階。デザインや動きを細かく決め、立体的な動きを画面上で再現します。個人で作ると高額になりがちなアバターを、レッスン内で作れるのは嬉しいですね。
髪の毛1本にまで動きをつけられるなんてすごい!自分のこだわりをとことん反映できるのが楽しすぎます!
キャラクター設定は好きな要素を詰め込むだけではないのだとか。「例えば歴史がモチーフなら、時代背景に沿った衣装や小道具にします。後々設定が活きて、オリジナリティになるんですよ」とのこと。魅力的なアバターが生まれる理由に思わず納得!
良質な機材を揃えているのは「良い作品を作ってほしい」という思いから。「VTuberに必要な作業をスクールで完結できます。サムネイルを作りたい、オリジナルのイラストと音楽を融合させたいなど、さまざまな要望にお応えしますよ」と先生。
OBSやVTube studioなどの配信ソフト、カメラなど機材の使い方も、レッスンで自然と習得。1人では使いこなす自信がなくても、先生に教えてもらえるならできそう!機材を購入する前に、レッスンで十分に試せる点も安心ですね。
「歌が上手いというのは、発声・音程・リズム・テクニックの4技能がある状態なんです。今日は基本となる発声練習をしてみましょう」と先生。
発声練習なんて学生の時以来!ドキドキしながらの第一声でしたが「いい声ですよ!」と褒めてもらい、思わずホッ。
声を響かせるのが口腔か鼻腔かによって、表現も変わるのだそう。先生がお手本にワンフレーズ歌うとその違いが歴然。講義にも熱が入ってきました!
「いわゆる“腹から声を出す”という状態です」と先生が教えてくれたのは、腹式呼吸を使った発声。胸とお腹に手を当てて徐々にコツを掴みます。
椅子に座って少し休憩と思いきや、座った体勢での発声練習。お腹の動きを意識しながら声を出すので、見た目より頑張ってます!
レッスン後はラクに声が出るようになって驚き。「本格的にレッスンすればもっと上達しますよ」と、先生からもお墨付きをいただきました!
ブースに入って「このマイク見たことある!」と興奮しましたが、ミーハーなのはここまで。最後は自分の歌に集中してレッスンを終えられました。
ご来店の際は直接店舗に営業時間の確認を行なっていただいた上でのご来店をお勧めいたします。