立川駅南口から徒歩7分、話題のビール醸造所があると聞いてやってまいりました。タップルームも兼ねており、昼間からフレッシュなクラフトビールを味わえるとのこと。立川にちなんだ銘柄もあるようで、ワクワクしますね!さっそくおじゃましてみました。
諏訪通りから一本入った路地を少し歩くと、黒と黄色を基調にしたスタイリッシュな看板がお出迎え。エントランスはガラス張りで、明るく開放的な雰囲気です。天気の良い日は、外のテラス席も気持ちよさそう!
テーブルや椅子は、使う時の高さにこだわったハンドメイド。壁面には、おしゃれなオリジナルTシャツが飾られています。多摩にゆかりのあるアーティストの作品が展示されることも。
カウンター奥のクラフト感あふれるハンドルも印象的。常時オンタップしているビールは10種類前後で、季節ごとにラインナップが変わります。
今回はおすすめの3つを注文。写真左から、九州産のゆず果汁が爽やかな「ダイアレクティックゆず」、軽快な味わいの「オニ公園」、香ばしい麦芽とオレンジの風味が華やかな「多摩チョコレートオレンジポーター」。各880円/400ml(税込)。
店主のマシュー・ボイトンさんは、パブの本場イギリス出身。ビール文化が身近で、ものづくりが好きだったのをきっかけに、醸造家の道へと進みます。もう一人の創業者ダニエル・ベラミさんとは趣味の自転車ツーリングで出会った仲。
「店名の”坂道”もツーリングに由来しています。坂を登る大変さと、醸造所を持つ厳しさが意味合い的にリンクしていたのと、これからも面白い道に出会えるようにという願いを込めたんです」とマシューさん。日本有数の醸造所、ベアード・ブルーイング(静岡県伊豆市)、石川酒造(東京都福生市)で経験を積んだ後、2020年3月にお店をオープンさせました。
開店当初は他の醸造所で造ったオリジナルビールを販売していましたが、2023年1月からは念願の自社醸造をスタート。生活の中でビール造りのインスピレーションが湧くことも多く、2月にリリース予定の「チェリーチョコレートインペリアルスタウト」もランニング中にひらめいたそうです。「全種類、飲みやすさは大切にしています」とのことなので、ビギナーの方も安心です。
2024年12月には、立川駅北口に2号店の「SAKAMICHI NORTH(サカミチノース)」もオープン。はしごする常連さんの間では「またノースで会いましょう」が合言葉。「イギリスでは、どんな小さな街にもパブがあって、気軽にビールを楽しめるんです。そんな文化を広められたら」とマシューさん。今後はイベント開催も考えているそうなので、ビールファンがますます増えそうですね!
※記事の内容は掲載時のものです。(2025年2月掲載)
店舗名 | SAKAMICHI BREWING(サカミチブルイング) |
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住所 | 立川市柴崎町2-6-5 |
営業時間 | 12:00~21:00 金土日12:00~22:00 |
定休日 | 無休 |
電話番号 | |
Webサイト | https://www.sakamichibrewing.com/ |
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