まるで隠れ家のような雰囲気の粋な佇まい。奥から漏れる明かりのあたたかさと活気ある掛け声に自然と吸い寄せられます。

和モダンなしつらえで居心地の良い店内。カウンターのほか、テーブル席やお座敷もあります。スタッフの皆さんが明るく話しやすいのも嬉しいですね。焼き物は好きな串を頼むもよし、おまかせでお願いするもよし。

生ビールには、大きなつぶ貝とわけぎを酢味噌で和えた食欲の出る一品を。やきとりの前にちょっと大人なアテで乾杯。

焼き方にこだわり、外はこんがり中はふっくら仕上げたこころ（ハツ）は絶品。軟骨のコリコリとした食感が楽しいつくねは、タレをまとわせて思いっきり頬張りたい。ねぎまはよく見ると一番上のお肉が大きくカットしてあります。パリッとした皮の食感とジューシーなお肉のコンビネーションをしっかり味わえるようにとの心遣いがニクいですね。

夏にぴったりの超辛口、広島の純米酒。軟水仕込みの程よい旨味と香り、辛味が調和し、やきとりによく合います。

丸ごとピーマンに豚バラ肉を巻いて焼き上げたダイナミックな一本。半分に割ると中からチェダーミックスチーズがとろ～り。思わず「ナイアガラや～！」と言ってしまいたくなるかも！？ピーマンの歯触りと豚肉、チーズのまろやかさが相性抜群です。

大山鶏を一度炭火で焼いてから、ごぼうのささがきや切り干し大根と一緒に土鍋で炊き上げる贅沢な一品。生姜、茗荷、有馬山椒を乗せていただけば、それはそれは美味しいのでした。

全面ガラス張りの高級感ある雰囲気と、白と青の暖簾が涼やかな外観。一見敷居が高そうですが、実は親しみやすくてアットホームなお店なんです。

実はソムリエの資格を持っている店長の田中さん、お酒と料理のマリアージュには絶大な信頼が。鮮度が命の鶏は部位によって仕入れる種類を変えているほか、季節の野菜や旬の食材などにもこだわっているそうです。

アボカドとタコをニンニク、ワサビを効かせたオイルで和えたお店自慢の前菜には、繊細な気泡と豊かな泡立ち、清々しい味わいのスパークリングを合わせて。外の暑さが嘘のように引き、俄然食欲が増してきました！

フレッシュな刻みネギをたっぷり乗せたせせりは、酢味噌でさっぱりいただけます。ちょっと耳馴染みのないソリレスはモモの外側のお肉。弾力があってジューシーなんです。数量限定のはつもとは、心臓と肝臓のつなぎ目の希少な部分。タレで食べるのがおすすめとのこと。ほかではちょっと食べられないレアな部位もいただけるのが嬉しいですね。

玉屋のやきとりと料理を引き立ててくれる甲州ワインの白（勝沼醸造）。辛口でスムーズな味わいが和食にぴったりです。

その日に仕入れた旬の魚介をおろした刺身をぜひ。この日のお刺身はアイナメ。ペアリングにはコリアンダー、ユズ、オレンジピールなどが入った和歌山のクラフトビールをどうぞ。平和酒造 ホワイトエール 850円。

せせりをたたいたひき肉でそぼろを作り、小金井のフルーツエッグの卵黄を乗せた玉屋名物、鶏そぼろ丼。ほっこり優しい味わいが飲んだ後の〆にぴったりです。

紫色の店頭幕が目を引く和風の店構え。やっぱり気になるこの雰囲気。ではさっそく入ってみましょう。期待に胸を膨らませつつ引き戸を開けると…。

「いらっしゃいませ！」と元気な声で迎え入れていただき、思わずホッ。落ち着いた店内にはカウンターのほかに掘りごたつの座敷席もあり、ひとりでも大人数でも楽しめそう。

スティック状にカットした山いもをサクッと揚げて青のりをパラリ。冷たいビールと一緒にいただけば、あっという間に幸せな気分に。

人気ベストはこちら。希少な特選和牛ハラミを絶妙な焼き加減でいただけるとあらば、頼まずにはいられません。軟骨入りのコリコリとしたつくねとまろやかな卵黄のコンビネーションが最高なつくねも外せない。こちらは小さなお子様から大人の方までみんな大好きなこと間違いなし。そしてやっぱりシンプルイズベスト、塩、タレ共におすすめのやきとりで乾杯！

ここでしか味わえないオリジナル酒の大舞は、新潟の純米酒。淡麗辛口でやきとりによく合います。飲みやすくてついつい進んでしまいそう。

しっかり下処理した臭みのないレバーに、網目状になった豚の脾臓の脂を巻き付けて焼いた一品。しっとりレアでジューシーな口当たりと、良質な油の甘みを楽しむことができるとっておきの一本です。数量限定なのでお店の方にお声がけを。

卵とごはんを混ぜ合わせ、ケチャップを使わず和風に仕上げたオムライス。ふんわりさらっとした口当たりで、〆にぴったりです。ほろ酔い時にオムライス、ありですね。