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特集
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カーテン

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おうちをかわいくするコツkitoriさんに聞いてみました

模様替えをしたけどしっくりこない。
そんなお悩みありませんか?
今回は家づくりのプロ
kitoriの代表・山上さんに、
空間をおしゃれにセンスアップするコツを伺います。
長く過ごす家だからこそ、
素敵な場所に変身させましょう!

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今回お話を伺ったのは、kitoriの代表・山上一郎(やまかみ いちろう)さん。「夢を見ながら暮らせる家」をコンセプトに掲げ、新築住宅やリノベーション、店舗デザインを手掛けています。

kitoriは2000年にオーダーメイドの家具工房としてスタート。「家具に合わせて床や壁を作るうちに、家やお店まで任されるようになりました」と山上さん。ユニークな成り立ちですが、家具職人として培ってきたセンスと技術こそが、kitoriの強みです。

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お店の画像

気分を変える!
手軽なプチリフォームヒント

「絵になる空間は少しの工夫で叶いますよ」と話す山上さん。初心者でも取り入れやすいアイデアを教えてもらいました。

テーブル
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人が集まり物語を刻む、
天然木のテーブル

テーブルには空間の印象を決める存在感があります。インテリアもテーブルに合わせると考えやすいんです。できるだけ大きめのものを選ぶと、人が自然と集まる場所に。リビングなら、新聞紙を広げても余裕があるサイズが理想です。住んでいる人と一緒に歴史を刻むテーブルは天然木がおすすめです。木の種類によって硬さ、色、木目、香りが異なり、使い込むほどに味わいがでてきます。

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収納棚
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選ぶ棚板ひとつで変わる、
部屋のムードと収納力

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棚を作るなら、棚板は厚みを持たせると雰囲気がグッと引き締まります。特に本は重いの弛まないように厚めの棚板を。DIYに慣れないうちは好みの家具をお手本にするのもおすすめです。賃貸でも可能なシェルフや飾り棚なども多く販売されているのでチェックしてみてください。
kitori の施工例では、廊下の壁全面を本棚にしたお宅もありました。

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壁の漆喰塗り
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長く居る場所にふさわしい
やわらかな質感

漆喰は印象を変えやすく、普段使う空間ほど効果的。コテのほか、ゴム手袋などで直接手につけて模様をつけながら塗ることもできます。最近はクロスの上から塗れるタイプもあって手軽!長く過ごす場所はアイボリーなどの落ち着いた色がおすすめです。最初はトイレなどの小さいスペースで試してからリビングに挑戦してみてください。

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グリーン
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緑がつくる小さな風景に
心ほどける居場所

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窓の外に1~1.5mあれば景色は作れちゃうんです。ベランダなら、板塀を立てかけてハンギンググリーンを飾るだけでも印象が変わります。お住まいの気候に合う、常緑樹や落葉樹を組み合わせると季節の移ろいを感じられていいですよ。冬の室内では日当たりの良いところに観葉植物を置いてみてください。木漏れ陽を眺めていると、温もりが感じられますよ。すでに観葉植物がある場合でも鉢カバーを部屋のトーンにあわせるだけで、だいぶ雰囲気が変わりますね。

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ドアや照明
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毎日手にふれるものを
「お気に入り」にする喜び

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DIY上級者ならドアノブ交換も。アンティークショップなどでさまざまなデザインのドアノブがたくさん出ているので、好みのものを見つけてみては。肝心なのはシリンダーの形状やドアの厚みなどを正確に把握すること。ホームセンターでの相談もおすすめです。
照明はライフスタイルにあった空間づくりの要になります。kitori ショールームの窓辺にある照明は海外で買い付けたキャンドルホルダーを電球に変更したもの。昼は太陽光で煌めき、夜はほんのり部屋を照らします。 (写真下)

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ひとつの灯りが
昼と夜の景色を変えていく

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教えて、kitoriさん!
お部屋のお悩みQ&A

DIYでの空間づくりは楽しい反面、行き詰まることもあるもの。そこで、kitoriにも多く寄せられるお悩みについて、解決のヒントを伺いました。

生活感のある雰囲気を
なんとかしたいです

収納の見直しから始めましょう

収納をひとつの場所にまとめるだけで、生活用品が部屋中に散らばりにくくなり、空間全体がすっきりして見えます。間取りにゆとりがある場合は、思い切って“収納専用の部屋”を作るのもおすすめです。

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好きなものを並べると
部屋に統一感が出ません

空間でジャンルを分けてみてください

部屋ごとにテーマを決めると方向性がブレず、整った印象に。趣味のものを飾る時は、お店のディスプレイを参考にすると洗練された雰囲気になります。季節ごとに飾るものを替えるのも効果的です。

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壁や床をガラッと変えたいけれど
DIY初心者にもできますか?

職人さんと作業する
「ハーフビルド」という方法があります

プロのサポートを受けながら自分の手で作り上げられるので安心ですし、完成した空間への愛着も深まります。DIYは続けるほど技術も知識も増えて、気づけば自分で直せるようになりますよ。

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kitoriの建物探訪in立川

立川を歩いているとkitoriが手掛けたお店によく出会います。どの建物もふと足を止めて眺めたくなる佇まい。そんな場所の、ほんの一部をご紹介します。

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伍樂

江戸前の炭火焼き鳥が人気の居酒屋。立川愛の強いオーナーのもと「made by Tachikawa」をテーマに、立川にゆかりのある人の手によって完成しました。壁画は、空間演出やアート制作を得意とする「AR,TEE’S」によるもの。

てくたく

立川若葉町団地のバスロータリー前に並ぶお店の一角にある洋食店。店内には奥行きのあるL字カウンターを作り、箱型の椅子を配置。店主の奥様が幼少期を過ごした、古い洋館のイメージも取り入れ、ゆったりと食事ができる空間に。

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Adam’s
awesome PIE

店主の父がカリフォルニアをバイクで横断した旅の思い出が店づくりの原点。現地で味わったアップルパイが看板メニューです。お店のシンボル「りんごの樹」は約200個の木箱で組み上げた力作。りんごに見立てた丸い電球もキュートです。

国営昭和記念公園の
小屋

公園の担当者が石田倉庫のアートイベントに参加したことをきっかけに誕生。「広い公園に小屋があったら素敵」という担当者の希望を形にしたものです。木々に囲まれ、絵本のような風景を演出しています。※花木園でご覧いただけます。

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夢とつながる空間を叶える
kitoriのリフォーム

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kitoriのリフォームについて伺うと、山上さんは「手間をかけるのがうちの仕事」と迷いなく語ります。「特に大切にしているのが、その場に座った時の景色。心地いいと感じられたら、それが正解です」。イメージを大切にした施工例はどれも緻密で、唯一無二の存在感。
見ているだけでワクワクするデザインでありながら、住むほどに家が好きになる。「カフェより家にいたい」言われることも少なくないそうです。

信頼できる職人とのタッグも大きな強み。「話せば分かるんです。自分の仕事に愛着がある人は、1伝えるだけで10の情報と熱量が返ってきます」。kitoriの周りには、そんな心強い仲間が集まっているようです。

最後に、家をもっと好きになる方法を尋ねると、「家の中に、非日常的な空間をつくること。ルールのない空間って、夢とつながるでしょう?」笑顔で答えてくれました。
その言葉を体現したショールームは、まさに夢の宝庫。理想の家づくりを思い描く、はじめの一歩に訪れてみては。

※ショールームは事前予約制です

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※各店舗の都合により、掲載情報(営業時間・価格等)の変更がある場合がございます。
ご来店の際は直接店舗に営業時間の確認を行なっていただいた上でのご来店をお勧めいたします。